■とにかくドンドン進むのだ



えー、なんかの芸術ですかね…。
ホントにこのエリアの展示はよくわからん。

で、とりあえず、回廊部分の見学はこれで終了。
この後は例の天体望遠鏡のあったトコまでもどりましょう。



農業コーナーの展示を再度通過します。



というわけで、天体観測のコーナーに戻って来ました。

19世紀前後の天体望遠鏡たちがずらっと。
このサイズだと、月面観測がメインかなあ、と思いますが、
半数くらいは、隣の家の秘密を探ったれ、といった、
本来の使用目的外に使われてたんじゃないか、という気も。

19世紀のイギリスの都市部は産業革命によるスモッグのまっただ中で、
天地がひっくり返ったって星なんてまともに見えませんし、
田舎の農家の皆さんがこれで星見るとも思えず、
やっぱり、その使用目的って…。



この巨大な鏡は後ろの写真で見えてる1845年製の反射望遠鏡に使われてたもの。

ウィリアム・パーソンズ(William Parsons)が造った反射鏡で、
これを使った望遠鏡は70年近く世界最大のものだったそうな。

ちなみに、パーソンズは自ら望遠鏡を設計して天体観測を行ったんですが、
そういった仕事をする人には珍しい、貴族の出身です。
どうもアイルランド系の貴族らしく、イギリス本土の連中とは、
ちょっと変わっていたのかも知れません。



ここのコーナーの正式なテーマは天文と文化で、
そのため望遠鏡から星座図までいろいろあります。
真ん中のは中国の星座図。
蘇州で似たようなの、見ましたね、そういや。

右手奥に見えてるのは、ハッブル望遠鏡の模型ですかね。


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