■科学で君にとどけよう
レコード世代末期に登場した、縦置き型レコードプレイヤー。
写真はシャープのものですが、この手のFMラジオチューナー、
さらにカセットデッキがセットになってる
いわゆるコンポは、私が中学生のころ位まで、持ってるとちょっとエライやつ、
といった妙なステータスシンボルになってたんですよね。
ウチにも父親が買って使い方がわからず(笑)、私のトコに回ってきた一台がありました。
これで当時、ZABADAK(初期はレコードだった)のポーランドを聞いて、
以後の私の美的感覚が決まってしまいました(笑)。
今でもアナログレコード、持ってるんだぜ。
ZABADAKは空飛ぶ夢からCDになったような記憶があり。
で、ようやくCDの登場。
左のレコードプレイヤーと比べて、右のCDプレイヤーがいかに小さいか、という展示。
ここはヨーロッパですから、当然、CDプレイヤーはソニーではなくフィリップス(笑)。
そういや、最初の頃のプレイヤーって、レコードプレイヤーのようにフタが上に開くんでしたね。
ちなみに、CDに関しては、このあとレーザーピックアップの巨大模型による展示があっておしまい。
どうもまだ本格普及前の展示のような印象があります。
と、なるとこの展示コーナーは1982〜84年位に作られたもの、と推測されるわけで。
でもって、ふたたび往年のオーディオ機器の世界に。
蓄音機時代のスピーカーたち。
左下のは、ここに展示されてなければ、流し台にしか見えないなあ…。
でもって、ここからはBroadCast、すなわち放送関連の展示に。
ついでながら、放送、という和訳はよく考えたなあ、と思います。
とりあえず最初はラジオから。
結構、色んな形のがあるんですが、真ん中の巨大なひし形のものは、
あれがデザインなのか、アンテナなのかよくわからず。
どっちにしても、やり過ぎだという気はしますが…
よくわからんが、とにかく初期のラジオたち。
ちなみに下段の右奥に見えてるのはバッテリーで、これは手前にあるような
初期のラジオは交流電源では動かず、直流の電源(100V)を必要としたため、
使われてたものだとか。
ラジオ聞くためにバッテリー1個、ってのはある意味豪快な世界。
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