■さあ、追い込みだ



スーパーコンピュータでおなじみ、クレイ社1976年の製品、クレイ1-a。
ちなみにこれは、イギリスの核兵器開発機関が使用していたものだとか。

この時代のコンピュータでも、“スーパー”なら、核爆発のシミュレーションできたんでしょうか。



さて、ここから一気に現代に近づきます。

ここは、1968年から2000年までの工業製品たち。



パソコンのご先祖様、アップルII(左端)、Windows3.1のパッケージと並んで、
右端にスーパーファミコンとゲームボーイが、見えてます。

ゲーム機ならファミコン、あるいはそのアメリカ版のNESの方がはるかに
歴史に残る存在だと思うんですが、なぜかこちらが展示中。
ちなみに、イギリスはそもそもこの手のゲーム文化が極めて希薄なエリアでもありました。
で、良く見ると、左下には機械式計算機(アナログコンピュータ)として、計算尺とソロバンもあり。

あと、真ん中にあるポケコン、これカシオのですね。
ここら辺が、日本の電子産業の黄金期、という事になるんでしょうか。




でもって、なぜかそこにあた大工道具。

なんか日本式っぽいな、と思ったら、一番下のカンナにはまさに日本語の商品名が。
解説が見つけられず、なぜ日本の大工道具の展示があるのかはよくわかりませぬ…。



イギリスのアバディーン大学が開発した、MRI(核磁気共鳴画像)装置。
例の脳とかを立体的にスキャンをする機械のハシリみたいです。
左側に見えてる穴から、患者さんを中に突っ込みます。

1979年〜1980年にかけて最初の機械の開発が進み、
その後、王立アバディーン病院で本格的な実用が開始された、との事。

これの解説板の年号だと1983年製造になってたので、
その後から開発された改良型でしょうかね。


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