■池沿いの道はいろいろあって
ちなみに噴水コーナーの外壁。
ほんとに過剰なまでの装飾であふれております。
さて、そこの横の道から公園の奥へと進んで見ましょうか。
とにかく徹底的に人の手を入れないと気がすまないイギリス庭園ですが、
さすがに水辺周辺はほったらかし、という感じになってます。
こうして見ると、確かにロンドン市街地のど真ん中とは思えない世界。
もっとも、都会の中の異常な自然環境では、
東京の明治神宮とか、目黒の自然観察園とかの方が数段上ですが。
原生林ですからね、あっちは。
園内には広大な芝生の広場がいくつもあるんですが、
これらもご覧のようにほとんど人がいない。
まだ寒いってのもあるんでしょうが、もったいない気がしますね。
そういや、ここもこの広大な空間を使って万博会場に使われた事がありました。
1851年に開催された、世界初の万国博覧会、ロンドン万博の会場に使われてます。
有名なクリスタルパレスが建てられた万博ですが、
これがウケにウケてアホみたいに儲かってしまったため(笑)、
その利益を使ってこれから訪れる一連の博物館などが建てられる事になります。
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