■鉄路と船と
さて、なんとか駅には辿り着いたものの、えらく変な構造だなあ、と思う。
実はこれ、駅の横側でして、後ほど、正面に回ることになります。
やけにあっさりした入り口だなあ、と思ったんですが、まあ横から入ってるからです。
それでもただの柱がこの凝りようですから、こりゃ期待できるかな。
ちなみに、床の表示を見て、ああそうだ、
ヒースロー空港からの直通電車はここに来るんだと思い出す。
でも、この後、どこに行くにも地下鉄乗り換えだから、あまり便利じゃないよなあ。
ちょっと暗くて判り難いですが、そこに居た銅像。
イサムバード キングダム ブルネル(isambard kingdom
brunel)さん。
イギリスではチョー有名人なエンジニアで、近代鉄道の基礎を築き、
その上さらに近代的な大型船の発展にも貢献してる人です。
でもここ、正面入り口ではないので、ちょっと微妙な場所ではあるな(笑)。
このパディントン駅を拠点としたグレート ウェスタン鉄道の技師として、
当時建設が困難と思われていた地域に鉄橋やトンネルを設計し、
初期の鉄道網を広げてゆくのに大きく貢献する事になった人物。
その後、造船の設計にも進出し、当時としては世界最大級の蒸気船を次々と設計します。
私が知ってるのはむしろこちらで、造船会社のイースタン社に移籍後、
最後には当時世界最大の鋼製の蒸気船、
グレート・イースタンを設計、建造する事になります。
ここら辺は、後ほど、科学博物館でも少し触れる事になるはず。
でもって、駅構内。
おお、それなりに雰囲気はありますね。
いい感じかも。
イギリスの駅見学は楽しいなあ、と思う。
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