■ロンドンの普通のエリア
ああイギリスだ、と思ったのは、この団地の各棟は一号棟とかではなく、
全てにちゃんと名前がついている、というあたり。
この棟はへクター棟。
全部で10の建物があるんですが、全てギリシャ神話から取れた神様の名前が付いてます。
いいセンスしてるなあ、と思います。
ちなみに右側についてる解説板によれば、1946年に建てたられた市営住宅だとか。
戦争が終わって、アレ?ひょっとして俺達、メチャクチャ貧乏になってない?
とイギリスが気が付いた時期に建てられた建物ですが、
日本で1960年代あたりに建てられた団地よりしっかりしてるのはさすがです。
洗濯物の干し方ってのも結構、国ごとの差があります。
この手の柱の間に一本のロープを張ってぶら下げる、ってのは東京周辺ではあまり見ませんね。
ちなみに、こっちはベランダではなく、通路なんですが…。
さて、その先はこんな感じ。絵になるよなあ、と思う。
右側の建物も、確か集合住宅で、左側は例によって町工場らしき施設。
ロンドンの下町、という事でしょうかね。
で、しばらくすると、ちょっと広い通りに出る。
ここら辺りに地下鉄の駅があるはず。
ちなみに、向こうに見えてる鉄橋は、初日に使った国鉄の路線。
ありました。
ロンドンの地下鉄は結構、この屋根なし、
いきなり地下への穴が開いてる、というタイプが多いですね。
駅だけ見ると、香港や中国本土の地下鉄は日本式なのか。
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