■北へ帰る普通列車



オールド・ストリートの駅構内も、人はほとんど居ませんでした。



当然、ホームもあまり人がいない。



あっさり、ユーストン駅に到着。

旅行二日目のRAF博物館ロンドンの帰りに、
この駅がウルヴァーハンプトン行き始発駅だ、と確認しておいたのですが、
さて、ホームページで見た時間通りに、ちゃんと列車はあるんでしょうか。
例の国鉄の発車予定一覧ボードで確認します。
直通は1時間に1本しかないので、乗り損ねないようにしないと。
途中で1回乗り換えあり、なら20分に1本程度の頻度で
電車はあるんですが、地理カンのない異国の鉄道ゆえ、
できれば直通で行きたいのですよ、はい。
(Nationalrail のサイトで確認するときはChnageの欄に注目。
これが0なら乗り換えなし)



あ、あった。
8時23分初のウルヴァーハンプトン行き。
例の乗り場の発表は最後のお楽しみシステムにより、
まだ何番線のホームかは出てません。
が、下に準備中、との表示があるので、既に入線はしてるみたい。

とりあえず切符を買わねば。



駅入り口の左手にある販売機で切符を買う。

イギリスの国鉄の券売機はクレジットカードが使えるので、
換金レートがいい、そっちで購入。

基本的には往復で購入することになりますが、
片道を選べば、そういった買い方もできます。
その場合、地方の駅だと切符を売ってない無人駅が多いので、
帰りは車内で車掌さんから切符を買うことになるみたい。

で、ここで自販機から切符を取り出して驚いた。
なんだか7枚もあるじゃないですか!
あれま、と思いながら、例の掲示板に向かうと、
2番線だよ、とホームの表示が出たので、そちらに向かう。

が、その途中、よくよく見ると、この切符、変だ。
聞いたことも無い駅名の行き先と、座席指定の券が入ってる。
しまった、買い間違えた?と思って残り全部を調べると、
最後の3枚が、コスフォードまでの往復分と、
その領収書となっていて、ちゃんと買えているみたい。

…となると、最初の4枚は、おそらく前に使った人が
忘れていったのか?
つーか、往復の座席指定分まで全部忘れて行くって、
どういう人だ?と思うも、とりあえず、券売機まで戻ってみる。

が、誰も居ないし、係の人とかも見当たらない。
ちょっと考えるも、こっちも時間がないし、
とりあえず、そのまま券売機の上において、立ち去ることにする。


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