■次のステージへ
その出口から見た量産型の空気取り入れ口と主脚部分。
カッコいいね。
エンジンポッドにはオリンパス593の文字が。
ロールス・ロイス製のターボジェットエンジンです。
アフターバーナーつきの民間機のエンジンとして有名ですが(笑)、
元々はイギリスの超音速爆撃機、TSR2(後日、登場します)用に開発されていた
オリンポス320エンジンというエンジンを改良したものです。
本来、320を搭載する予定だったTSRは生産中止となってしまい、
こりゃ困った、というとこでコンコルドに転用が決まります。
その320を元に開発されたのがこの593です。
余談ながら、このオリンパスエンジンは艦船用のガスタービンエンジンに
改良したタイプがあり、このTM3Bガスタービンは、イギリス、フランスの軍艦、
ついでに日本の護衛艦などにも採用されています。
はつゆき型、はたかぜ型などに積まれてるタービン、
TM3Bがそれで、これらの船の心臓部はコンコルドのエンジンの親戚です。
さて、そんな感じでコンコルド展示棟は見学終了。
次の展示に向かいますか。
左側の建物がコンコルドの展示棟。
今度は右にある本館の残り部分に突入しませう。
入り口を入ると、こんな感じでまたも模型飛行機が。
これはプラモデルっぽいな。
でもって、この博物館のある意味メイン、といえる展示コーナーに突入するハメになるのですが、
とりあえず、今回の本編はここまでとしましょう。
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