■これで値段は同じじゃない



さて、こっちは中はどうなってるの…
と思ったら、こちらも座席は取り外してしまい、
ご覧のような展示ケースがずらりと並んでました。

これまたフランス語ばかりでお手上げ…。



が、途中から片側だけ、座席が置かれてました。
つーか、これ両側置かれたら、まともに歩くのも一苦労ですね。
そのくらい狭い。



座席はこんな感じ。
他の旅客機のエコノミークラスと、ほとんど変わらないのでは?
うーん、これで全席ファーストクラス並みの料金、では割に合わんような。

まあ、時間を金で買えるなら、いくら出してもかまわないという人向け、なんでしょうね。
ニューヨーク、ロンドン、往復日帰りで約140万円とかいうチケットもあったらしいですし。
もっとも、乗客1人あたりの燃料消費量で行くと、747ジャンボ機の40倍、
という話もあるので、まだこれでも安いのか。
その燃料消費の多くはアフターバーナーによるんでしょうね。

しかし、この窓は泣けるなあ。
どうせ海しか見えないんだから寝てればいいじゃん、窓なんてやめようぜ!
という設計担当者の叫びが聞こえてくるような。
ただでさえ小さい機体ですから、超音速飛行による摩擦熱による
機体の伸縮を考えると、強度的にホントなら穴なんて開けたくないでしょう。



最後尾、見学コースに入ってない部分の座席だけは全部残してありました。

この空間だけ見ると、中堅企業のバス旅行、
という言葉が頭に浮かびます…。

この構造だと、やはり量産型にはあの
後部ハッチは無い、と見ていいのかな。




出口をでると試作型の真正面。
いい味出してる面構えですねえ…。


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