■いろんなものが、触れる場所に置いてある



その隣にあったのがこれ。
ダッソー シュペール ミラージュ4000だとの事。4000てのはスゴイ数字ですね。
ボーイングの787の約50倍、F-15の約266.7倍ですから
そこまでスゴイなら月くらいまで飛んで行けるんじゃないでしょうか。

ちなみに綴りはSuper mirageですが、おフランスの戦闘機ザマスなので、
スーパー ミラージュではなく、シュペール ミラージュとなります。

塗装からしてわかるように試作機で、F-15の向こうを張って各国に売ろうとしたらしいですが、
無理だろうなあ、というのが一目でわかる野暮ったいデザインで、
やっぱり無理だったのでした(笑)。

ついでに良く見ると空気取り入れ口の横に小型翼が付いてますが、固定翼みたいです。
写真だとわかりにくいですが、主翼はデルタ翼、なので後部の水平尾翼はありません。
となると、いわゆるクロースカップルドデルタ翼ってやつですかね。



そのさらに隣にあったのがこれ。
ダッソー プロトタイプ ラファールA F-ZWRE。
えらく長い名前ですが、フランスが使ってるジェット戦闘機、
ラファールのプロトタイプらしいです。

でもって、どうもラファールにA型はないようで、これはプロトタイプ専用の型番かも。
これもデルタ翼機ですね。
何か三角形に対する宗教的なシバリでもあるんでしょうか、フランス空軍。



この機体もコクピット横に小型翼がついてますが、こっちは可動ですね。
断面形をみる限りあまり揚力を稼ぐようにはなってないみたいですが、
動かせるなら、なんとでもなるでしょう。



正面から見ると愛嬌のある顔でした。

コクピットの中にあるヘッドアップディスプレイ用の反射板が独特の色をしてます。
この反射板、かなり大きく、少なくともJALのエコノミークラスについてる座席モニタより大型。
遠くまで出かけるときはDVDとかも見れるんでしょうか。



その横にあったMig21。

チェコの国籍マークをつけてますからF…と思ったらコクピットの後ろの窓がない。
どうもチェコスロバキア時代にライセンス生産してたS-106みたいですね。
ただし確証は無いので、詳細は不明という事で。


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