■現場に戻る



しかたないので、駅に戻る。
最初に案内に沿って出た、駅の東側にあるガラス張りの駅舎の方へ。
とりあえず、ここまではバスの案内があったのだから、やはりこの近所なのでは…

と思ってそこに立っていたら、この建物の右手からバスが出てくるのを目撃。
え?そんなトコに道路があったの?と驚いて見に行って見ると…



なんか隠し通路のようなスロープが。
あああ、これか、これなのか?



これでした(笑)。
わかるか、こんなの!
最後の最後、一番わかりづらい部分で案内が消えてたらどうしようもないですよ、こりゃ。

なので正解はガラス張りの駅舎を出たら、すぐ左に行き、
そこにあるスロープを登る、となります。
ただ、ここから地下に入る階段もあったので、もしかしたら、
駅内から地下通路を使って来ることができるのかもしれません。



ところが、このターミナル内の路線案内を見ても350番が見つからない。
でも、先ほどの案内で見たほかの路線番号はあるので、ここに間違いないはず…
と周囲を見回したら、案内所があるのを発見、そこに聞きに行ってみる。

が、ここのお兄さん、あまり英語が得意でない。
まあ、バスってのは基本的に地元の人が使うものだからなあ、と思うも。
私も英語力が貧弱、相手も貧弱だとコミュニケーションが成立しないから、困ったことに。

どうしましょ、と思うも、ここで朝もらった地図とガイドに
例の航空博物館が載っていたのを思い出す。
あわてて引っ張りだして、それを見せると、ああ、これね!
という感じでターミナルの外れの方向を指さしてくれる。

とりあえずそちらに行ってみると、上のような案内が。
画面中央にある、ほとんど消えかかってる案内板に、
いくつかの路線番号が入っていて、そこに350番もありました。
これらの路線は、このビルの裏の道路にバス停があるよ、と。

わかるか、こんなの(笑)。



なので、このページの一番上の写真、その右側に見えるビルの裏に抜けるとこんな道路が。
で、写真に見えてるバスがまさに350番で、あわてて飛び乗る。

乗った後で気が付いたのですが、350番路線はここが始発ではないので、
方向を間違えると、航空博物館の方にではなく、市内にある別の駅、
パリ東駅へと向かうバスに乗ってしまう可能性があります。

今回はたまたま乗ったバスが正解だったのですが、危ないとこでした。
ここから北方向、ターミナルから道路に出て左の方に行くバスが正解です。


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