■国際列車の真実について



せっかく先頭付近まで来たのだから列車の正面から写真撮ろうか、と思う。
で、このユーロスターも、ご覧のように盛大な段差がホームと乗車口の間にあります。

ちなみにユーロススターは、先頭と後尾の車両のみが動力車で、
残りの18両はただの客車、非動力車です。
つまり電気機関車によって牽引&後押しされてる列車なのです。
(ただし両機関車の隣の車両も1/3が電源関係の設備で乗客の乗れない部分となる)
なのでその構成は、日本の新幹線よりは夜行列車のブルートレインに近いものになってます。




が、なぜかホーム先端部分は侵入禁止となっており、これより先には行けず。
なんで?と思うも、しかたないかとあきらめることに。



とりあえず隣のホームに居た車両を撮影。

先頭の機関車の横に見える黒い部分は冷却用と思われる排気スリットで、
まさに側面一杯にこれが付けれられているのを見ると、
相当な熱を持つみたいですね、これ。



中はこんな感じ。
左右共に2列シートで、やはり狭いなあ、と。
新幹線よりあきらかに狭く、ついでに内装もショボイです。
中国の列車みたいだ、というのが第一印象。

ちなみに前にある4人がけの対面シートは、固定式で、座席の回転とかはできません。
おそらく予約時にグループ客に回されるんじゃないかと。



で、今回の私の席は窓際だったのですが、座ってみると、こんな感じ。
横に巨大な窓間の壁があり…



後ろを見ても、まったく景色が見えません…。
なんだこりゃ(笑)。

ここまで客をバカにした交通機関は、バンコクの高架鉄道依頼です。
人間を貨物だと思ってるんかいな。
いくら二等車でもこれはないだろうに。

やはり鉄道に関しては、日本が一番だなあ、と思う。


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