■みんなも朝が早かった



早朝なので地下鉄もまだ本数は少なめ。
でもって、ここから乗った地下鉄は、ご覧のように
ホームと電車の乗降口に段差がありませんでした。

比較的新しく作られた路線は段差がない、とかなんでしょうかね。



そこから1回だけ乗り換えてセント・パンクラス駅に到着。

地下鉄からの連絡口でこの風格ですから、上のお城駅舎の修復が終わったら
どんな感じになるんでしょうか。



その中の昨日も歩いた大アーケード下商店街。

さすがに店は閉まってましたが、結構、歩いてる人がいました。
ここから出るのはユーロスターを含め、基本的に長距離電車ばかりなんですが、
みなさん平日の朝の6時からどこに行くのでしょう。

まあ、日本から来て、こんな時間に駅をウロついてる私も十分、アレですが。



その商店街の先にあるのがユーロスターの出発ロビー。
意外に表示が地味なので、見逃さないように注意がいります。

さて、昨日見たときはここから入ってすぐ左の場所に
ツアーデスクなるものがあったのですが…。

画面の中央からやや右、柱の前に
白い封筒を持って立ってる人がいるの、わかるでしょうか。
あれかな、と思って行って見ると、正解、私が申し込んだツアー会社の人でした。

現在、6時20分でちょっとギリギリか、と思ったんですが、私が最初に来た客だとのこと(笑)。
ツアーと言っても、行き帰りのキップを渡されたらサヨナラなので、
あの人もお客さん相手にキップとガイドマップが入った袋を配ってるだけです。
で、その受け取り時にパリの出発時間は現地時間だから注意して、と警告される。
そうか、時差があるんだ、と思い出して、あわてて時計を1時間すすめる。

後は日本の駅にあるような自動改札を通過、
その先にある空港のような手荷物検査を受け、
最後に係官にパスポートを見せてスタンプをもらえばラウンジに入れます。

実はこの後、パリ到着時にフランス側の入国検査がなく、
あれ、あのパスポートをチラっと見ただけのチェックで
入国審査まで終わってたのか、と少し驚く。

なるほど、話には聞いてましたが、ヨーロッパエリア内の移動ってえらい手軽ですね。
昨年、香港、マカオ周辺で入国、出国の連打連打を食らった後なので、
これはいいなあ、と思ったり。



その中は“フフフ、ここは国際列車の待ち合わせ室なんよ”という
ちょっと高級感のあるラウンジになってました。

出発時間の直前にならないとホームに入れない、
(中国の上海周辺は、ヨーロッパ式だったわけだ)
というシステムなので、アナウンスがあるまで、ここで待ちます。

で、ご覧のような行列があったので、てっきりこの先で何か検査でもやってるのか、
と思ったんですが、これは売店の行列でした。

売店は割高だわ混むわで、ここに来るまでに買い物はしといた方がいいですね。


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