■本屋街はショボかった
さて、ではまた南下を再開しますよ。
だいぶ日が暮れてきましたね。
ODEONと言う名の映画館。
映画に熱狂してる、みたいな事が書いてあるので、
なにかそういったカルト系の劇場かと思ったら、普通のシネコンでした。
つーか、調べてみたら、イギリス最大の映画館チェーンらしいです。
ここで、例のノルウェーの山田、否、ノルウェーの森も上映されてました。
ちなみに、オデオンと言うのはローマ時代の劇場で、ここの壁面になんだかそれっぽい
レリーフがあるのは、そのためでしょう。
さて、その先、チャリングクロス通り(Charing Cross
Road)は本屋街なってます。
実は、ここあると知らずに迷いこんでしまい、あ、これCharing Cross
Road だったんだ、と
後から気が付いたくらい、ショボかったです(笑)。
東京の神保町と比べたら1/5以下の規模
じゃないでしょうか。
ちなみに、ここにはFOYLESというヨーロッパ最大、という本屋があるはずなんですが、
見つけることすらできず…。
少なくとも、都内にある大型書店一軒&大型ブックオフ一軒で、
このエリアの全書店を粉砕できます(笑)。
その程度でしかありませぬ。
とはいえ、東京以外の都市で、書店街を見かけたのは初めて。
(上海の人民公園の側にある、と聞いていたのだが見つけられず)
イギリス人も本が好きなんでしょうかね。
余談ながら、漱石のロンドン日記では、このチャリング クロス ロードと並んで、
エレファント&キャッスル(Erephant&vcastle)で本を買った、とよく出てきます。
エレファント&キャッスルはテムズ川の南側にあるエリアで、
どう見ても市街エリアの外なんですが、当時は本屋街があったんでしょうかね。
さて、そこから南下を再開。
だいぶトラファルガー広場に近づいてるはずですが…。
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