■その展示には誰もいなくて
これは第一次大戦時のエースたちのパネル展示。
後にナチスドイツで活躍するウーデットとゲーリングをを探してみたんですが、見つけられず。
でもって、その奥には映像室が。
ボクらのカッコいいイギリス軍が大活躍だよ!というPR映画と、
ユーロファイター タイフーンの3D映画などをやってたのですが、
ここも全然人がいませんでした(涙)…。
3Dのタイフーン映画を見たかったのですが、いつまで待っても
英軍のPR映画が終わらず、今回は鑑賞をあきらめる。
ここからだと、ブラさげ展示になってるタイフーン(EF-2000)の真正面が見れます。
機首横につけられたカナード翼が意外に厚みがあるとか、
機首のピトー管が機首先端部からちょっと外れた、妙な位置から出てるとかがわかります。
…コクピット前の向かって右に、下のMe109の空気取り入れ口みたいな
煙突に似た出っ張りがあるのは、ドイツ戦闘機のDNAも入ってるからですかね…。
この機体は7機造られた試作機の中の1機だとか。
前回来たときはハリボテのモックアップがぶら下げてあったので、
さりげなく実機(先行試作機だが)に入れ替わってて驚きました。
で、ここの展示については、前回一通りやったので、軽く触れるだけにしましょう。
ちなみに、天井からイロイロぶら下がってるミサイルとかは民間機とかは全部無視します(無責任)。
この手の博物館の記事は2008年のアメリカ空軍博物館以来なので、
完全にアタマがサビついてまして、書くのにえらく時間がかかるのですよ…。
前回紹介した展示棟にはドイツ機がなかたんですが、
こちらには第一次大戦期のドイツ機、フォッカー DVIIがぶら下げてあります。
当時のドイツ機の中でも優秀な方に入る機体だと思うんですが、
この博物館の解説によると
“いい機体だよ。イギリス機ほどじゃないけどね(一部意訳)”だそうな。
ちなみに、この機体も1918年製のオリジナルです。
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