■RAF博物館の基礎知識

とりあえず最初に博物館の全体案内図を使って、おおまかな概要を抑えておきましょうか。

ちなみに、ここは入場無料です。
でもって、よくよく考えてみると、今まで航空博物館でお金を払ったのって、
イギリスのダックスフォード、そしてアメリカのプレーンズ オブ フェイムだけだと気が付いた。
(後で出てくるフランスの航空博物館は条件付で有料)

これが艦船系の博物館だと、後で訪れるテームズ川のベルファスト、
サンフランシスコの潜水艦パンパニトとリバティーシップ、その隣町のオークランドにある空母ホーネット、
そして中国の深圳(シェンズェン)にある航空ミサイル巡洋艦のミンスク、
どれでもそれなりの値段の入場料を払いましたから、
ひょっとして、飛行機関係の博物館は世界的にお財布にやさしいのか…?



さて、中央やや下にある赤い矢印が前ページの写真を撮った歩行者入り口の場所。
で、そこから中に入ってゆくと、案内図で色分けされてる4つの大きな展示棟があるわけです。



まずは図の左上、黄色で示されてる建物。
これがメインの展示棟で、歴史的な機体のハンガー(Historic Hngars)と、
写真では見えてない、この奥にある爆撃機ホール(Bomber hall)の二つの展示棟からなります。
見学時には爆撃機ホールからとなるんですが、実際の展示内容はゴチャゴチャで、
昔はキチンと区別されてたのかもしれませんが、現状はまとめてこれがメインの展示棟、
といった感じに考えておけば問題ないでしょう。



お次は右上の青い建物、航空史における画期的な存在(Milestons of Flight)の展示棟。
ここに受付と入り口があり、上のメイン展示棟とこの棟は渡り廊下でつながっています。
つーか、上のメイン展示棟はここからでないと入れません。
日本の五式戦闘機、ドイツのMe-262、イギリスのハリアーなどがあるのがここ。
ただし、ここの展示も必ずしも“画期的な存在(Milestones)”ではないよなあ、というのが結構あり(笑)。

で、前回は入場に身分証明書の提示を求められたんですが、今回はそれがありませんでした。


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