■聖なるパウロはデカかった
その先で、あ、見えてきました、セント・ポール大聖堂。
前回はテームズ川の向こうから、そのテッペンを見ただけでしたが、
近くで見るとまあ、デカイ、デカイ。
はい、到着。
で、入り口を探してみるんですが、これがさっぱり見つからない。
おかしいな、と思ったら、こっちは側面で、正面はこの左手だと知る。
あれまあ、観光ガイドとかでもこの角度からの写真、多いのに。
はい、正面に回りました。現在8時40分、もうオープンしてるはず。
これも1710年に完成してますから、東大寺大仏殿世代の一人です。
大きさではこっちの勝ちでしょう(笑)。
余談ながら、セント・ポールのポールはローマで殉教したおなじみの聖人(saint:セント)、
パウロ(Paulos)の英語読み(Paul)ですから
日本語だと聖パウロ大聖堂と書いたほうがいい気がしますが、
とりあえず今回の記事では、一般的な表記に合わせてセント・ポール大聖堂と表記しときます。
ちなみにロシア正教などのパウエルというのも同じ人を指します。
で、適当な彫像があったので軽いノリで写真を撮ったのですが、
この像の人は王族の皇女のどなたかがモデルになってるそうな。
当然、誰だったかは、忘れました、はい。
その入り口から。
ロンドン市街区の西からさらに西を見てるので、この先は繁華街エリアに入りますが、
その中心部はもうちょっと先の方になります。
こうして見ると高台にあるのがわかりますね。
入り口。
正面一番右側の小さなドアから入ります。
で、ここで入場料が14ポンド(約1800円)もするのに、内部は撮影禁止と知る。
じゃあ帰るか、と思うも、まあ今後、二度と来ることはないだろうから、
見るだけ見ておこうか、と考え直し中に入る。
入場料には音声ガイドの料金も含まれ、Japaneseだと言えば、
日本語のものを貸してくれます。
ただし、あんまり役に立ちません。
ちなみに、この時間帯、10人くらいのお客さんしかいなかったのですが、
そのうち8人が日本人で驚く。流行ってるんでしょうか(笑)。
中はまあ、一生に一度は見ておく価値はあります。
超豪華絢爛という感じで、途中からパイプオルガンの演奏まで始まって、
なるほど、こりゃ荘厳だ、という建物でした。
プロテスタントというよりはギリシャ、ローマ正教を思わせる内装になってます。
ただし、地下のネルソンの墓も含めて、そんなに見るところがあるわけではなく、
(チャーチルの墓もあるらしいが見つけるのに失敗)
まあ、お金と時間に余裕のある皆さんにお勧め、という感じでしょうか。
とりあえず私はもういいな、というのが正直なとこです。
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