■元世界の中心



そこにあった案内板、というか案内ピラミッド。
各面に周囲にある主要な建物の解説があります。



改めてイングランド銀行を。
デカイ。
そしてクドイ(笑)。
正面部分上面の装飾、そしてその手前のテラス、まあ金が余って困ってちゃう、
という無言のメッセージとなってるわけです。

が、この正面上部の取ってつけたような神殿風の建物とか、全体的なセンスは子供っぽい、
というかスノッブなニオイが、ほんのりと感じられます。
このエリアは確かにローマ時代にまでさかのぼる歴史を持つのですが、
あんな立派なローマ式神殿があったわけでもないので、こじつけでしょう。

あれほどの栄華の中でも自分に自信が持てなかったのか、とちょっと意外でもありました。




ちょっと移動して東側から。
ここには博物館が併設されていて、いろんなお金に関する展示が見れるらしい。
(東京にある日銀の貨幣博物館の元ネタ?)

銀行の朝は早いし、うまく行ったら開館してるかも!と思ったんですが、
さすがにまだ朝の8時では無理で、10時開館、との案内表示に今回は見学をあきらめる。

しかしこう見ると巨大な建物だなあ。
鉄筋コンクリート建築が誕生する前の建物ですから、鉄骨だけで支えてるんでしょうかね。
まあルパンIII世 3000人分くらいの金庫が中には入ってそうな大きさです。



でもってこちらは旧ロンドン証券取引所。
これもローマ神殿をモチーフにしてます。
日本で言ったら、東京のど真ん中に万里の長城のレプリカがあるようなもんで、
そのセンスはよく理解できませぬ…。

今は何かの事務所になってるのか、と思ったら、
どうもショッピングセンターになってるような…。
時間前で中に入れなかったのですが、おそらく、商業施設なのは間違いないかと。

手前に立ってるのは戦争の国イギリスならではの、国内中にある従軍兵士のメモリアル。
(このmemorialは日本語にしにくい。記念碑でもあるが、慰霊碑でもあるようだ。
どちらか一方ではなく、両者の性格を持つので、日本では近いものがない)





その旧証券取引所の横にあった時計。
まあ、例によっていらん金がかかってますね(笑)。

で、現在8時10分、RAF博物館には10時に着けば問題ないので、
まだ1時間ちょっと、余裕があります。


NEXT