■要するに変換機は皆エンジンだ
イギリス最初のジェット機、グロスターの
E.28/39に詰まれてた
ターボジェットエンジン、W2/700。
イギリスのジェットオヤジ、ホイットルの設計によるエンジンで、
当然、イギリスで初めて空を飛んだジェットエンジンでもあります。
イギリスはドイツの軸流式(現代のジェットエンジンに近い)ではなく、
遠心圧縮式を採用したので、ご覧のように円盤のような圧縮部のある
丸っこいジェットエンジンとなってます。
構造的には簡単でコストも安いのですが、発展性がなく、
1950年代にはジェットエンジンの主流は軸流式に移ってしまいます。
このエンジンはグロスター ミーティアの先行試作機8機のうちの、
1機にも搭載されていたはず。
でもって、このエンジン展示コーナーが終わるあたりが、
例のスピットファイアお誕生パーティーの第二会場となってました。
こちらは当時の制服を着たスタッフが居て、さらに希望者には右側に見えてる
各種衣装も貸してくれた上で、記念撮影が可能でした。
しかも良く見ればコクピットに乗せてくれてるじゃありませんか!
これは!
ぜひ体験させていただきたい!
この角度でタイプがわかったら、あなたは私を超えるスピットファイア マスターですが(笑)、
とりあえずMk.IX(9/マーク ナイン)のC翼搭載型です。
スピットのXI(9)は生産数も多く、しっかり活躍してるのに、
なぜかまともな現存機が少ないので、ちょっとウレシイですね。
…あれ、でもコスフォードにMk.IX(9)なんてあったっけ?と思ったものの、
誕生日だから、きっと魔法でも使ったのだろう、と自分を納得させる。
が、どうしても気になったので、帰国後確認してみたら、
なんと専門業者による、レンタルサービスでした、これ(笑)。
このスピットファイアを、イベントなどに貸し出して展示してくれる
民間の団体(会社組織ではないらしい)があるんだそうな。
あなたの週末にスピットファイアを!(笑)みたいな事を書かれたホームぺがあるので、
興味のある人はMobile
Spitfire Display
(笑)で検索してみるとヨロシ。
基本はイギリス国内だけみたいですが、金さえ積めば、
日本に来てくれるかも(笑)。
ちなみに、そこのホームページにレプリカの機体、という説明がありますが、
塗装をF-FY機に変更してしまってる(有名な機体らしいですが、私はよく知らん)、
という意味で、中身はある程度ちゃんとしたMk.IX(9)です。
スタッフの衣装とか、妙に本格的だったのは、専門業者だったからか(笑)。
でもって、ぜひ乗らなきゃ!と入り口に回ってみたら、並んでるのは
ちびっ子と、戦争を知ってます、私、という高齢の方ばかり。
…今回も、涙と共に見学を断念…。
さて、そろそろ飛行機の見学にもどりましょうか。
まずは小さいやつから。
スコティッシュ アヴィエーションの初等練習機、ブルドッグT.1。
1973年から2000年まで使われた、との事ですが、はい、当然よく知りません…。
とりあえず、スウェーデンでも使われていたとか。
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