■最上階にある展示
ちなみに、ここからだとムスタングを真後ろから見ることが出来ます。
さすが水冷エンジン、実にスマート。
本体側と垂直尾翼の間に結構な隙間があるのにも、ご注目あれ。
さて、この階にはユダヤ人の虐殺、ホロコーストの展示があるんですが、
撮影禁止だったので写真はなし。
正直、どこにでもあるホロコーストの展示です。
人間が人間を虐殺する、という悲劇を繰り返してはならない、
というのは言うまでもありませんが、
この手の博物館の展示は、“その手の人たちがお金で場所を買って行っている”
という点を考えると、あんまり素直に見る気になりません。
以前にも、別の場所で書きましたが、もう一度、同じ言葉を書いておきます。
悲劇は繰り返してはならないが、今生きてる人間が過去を人質にするなら、それは卑怯だ。
で、そのさらに上、最上階にあるのがこれ。
アシュクロフト卿(Lord
ashcroft)展示室。
アシュクロフト卿なる人物が誰かはさっぱり知りませんが、
とりあえずここはイギリスでも最高の勲章、例の(笑)ビクトリア クロスと
その次に位置する(ただし軍人に限らない)ジョージ クロスの受賞者の紹介、
そして勲章コレクションの展示、という部屋。
なので、中はこんな感じに、さまざまな受賞者とその活躍が紹介されてます。
両方あわせると、さすがに相当な数になるので、全員ではないと思いますが…。
ジョージ クロスの受賞者、ジョン・ブリッジさんの活躍を紹介する
コミック仕立ての動画展示。
あのプレイのトコを触ると21世紀のアメコミ風の絵で、
その物語が始まるほか、
赤い矢印に触ると別の人の物語も見ることが可能。
ちなみに、下に書かれた彼の名前の後にGCの文字が付いてますが、
これはジョージ クロスの略で、
ヴィクトリア クロス(VC)と、ジョージ クロス(GC)の受賞者は、
イギリスでは、その名前の最後にこれが付くようになります。
スノッブと言えば、言える感じもしますが…。
これはいろんな人の勲章コレクション。
死後、寄贈されたものか、それとも借り出して展示してるものかはわからず。
ちなみに、帰国後写真を確認してみたら、
ヴィクトリア クロスの写真は結構あるんですが、ジョージ クロスの写真は一枚もなし。
どこに展示してあったのやら…。
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