■その内容


さて、この博物館の建物は、今回の旅行記で見てきた
博物館の中では極めてシンプルな構造となってます。

地下も含めて6階建ての単純な四角いビルで、
建物の半分近い床面積は天井まで続く大ホールとなっています。
いわゆる現物系、オリジナルの航空機やら戦車の展示は
すべてこの大ホールの1階と2階に置かれている状態。
その手の撮影が目的なら、ここだけで終わりにしてしまうのもありかもしれません。

で、その他には、このホールがない地下(LF)を中心にさまざまな
戦争に関した展示があります。
ただ、その展示はほとんど迷宮のようになっており、
今でもその配置がよくつかめておりませぬ…。

で、この博物館もロンドンのRAF博物館と同じく二度目の訪問なんですが、
前回の紹介はあまりにお粗末なので、イチからやり直し、とします。
なので、一部、前回と重複する部分も出てくるのですが、そこはよしなに。



これがそのメインホール。
1階(日本式だと2階)にある回廊部分から撮影。

ここには複葉戦闘機から弾道ミサイルまで揃ってます。
Fw190A、スピットファイア、ヤクトパンターといった有名どころがあるのもここ。



でもって、こっちが上の階テラス部の展示。
日本じゃそれなりに知られてる輪切りのゼロ戦や、
ヴュルツブルグレーダーなどがあるのがこっち。

ただし、ここはテラスですから、その展示面積は決して広くありません。
その上に2階(日本式の3階)の回廊部分が見えてますが、ここには展示物はなし。
ぐるっと回って、天井からぶら下げられてる航空機を見るだけです。



で、そのメインホールの奥、そして地下にはこういった地道な(笑)展示が続きます。
ただ、結構ビックリするようなモノがさりげなく置いてあるので油断禁物。




これが最初に回る事になるグランドフロア(日本式で1階)のマップ。
手前の広い空間が例のホールで、一番下が入り口です。
入り口から、上の方に見える階段の表示まで、
全て吹き抜けのホールですから、
この博物館のメインもそれだ、というのがなんとなくわかるかと。

ただし、先にも書いたように地下(LF)にはホール部がなく、
これでもかってなくらいに詰め込まれた展示が行われています…

左右にはミュージアムショップと軽食の取れる食堂があり、
一番奥は映画の上映室になってます。
その左にあるのが企画展の展示室だったのですが、
今回の訪問時には何もありませんでした…。

で、一番奥の右側が、子供と戦争、というテーマの展示室で、
この中には第二次大戦中の家をほぼ丸ごと再現しちゃった、
という展示があったりします。
ただし、この記事での登場は見学ルートを間違えたため、
最後の最後になりますが(笑)。

では、さっそく行ってみましょうか。


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