■運河のある街



ホテルから約15分ほど歩くと、正面に緑のエリアが見えてきました。
あれがビクトリア パークですかね。



その通り、ここでした。
ロンドンの公園はゲートつきで夜間はこれを閉めて立ち入り禁止にしてしまうのですが、
とりあえず、朝8時半の段階で、既に開いてました。

たかが公園にえらくデラックスな門柱だなあ、と思ったんですが、
ここがかつての正面入り口で、王族の皆さんとかが来る場合、ここから入ったんだそうな。



その手前でちょっとした広場のような場所を見かける。
ん?むこうに見えてるのは…



あ、やはり。ロンドン市内を走る運河です。

科学博物館のトコで書きましたが、イギリスの運河網は、その完成の時期が、
鉄道の普及時期とモロに重なってしまったため、あまり産業に貢献することなく、
まもなく、廃れてしまいます。
が、そこはイギリス人、これを埋め立ててしまったりせず、現在でも保存、管理が続いてるのです。

さすがにもう、物流の大動脈と言った存在ではなく、主にレジャー目的で利用されてるようで、
ご覧の運河用のボートも、その手のレジャー用がほとんど。

…ほとんど、と書いたのは他にもう一つの種類があるからで、
これが住居用のボートです。
最初、信じられなかったのですが、後ほど、実際にここに住んでる人が
ボートから自転車で出勤して行くのを目撃、
ロンドンてすげえ、と驚く事になるのでした。



その入り口の先にあった、やけにくつろいだ感じの犬の彫像。
ちなみに、道の反対側にも、同じような像があります。


NEXT