■とにかくそれはヨーロピアン
当時の女性の装飾品や、日常使っていた道具など。
こういったくくりで、サラリと展示をまとめてしまうのは、さすがだなあ、と思ったり。
で、ここからちょっとわき道にそれる展示室があり、
近代ヨーロッパを二つの時期に分け、15世紀から18世紀、
そして19世紀から20世紀にかけての工芸品を展示していました。
とりあえず、19世紀から20世紀の展示から見て行きましょうか。
陶磁器ってのは興味の無い人間にとっては全くよくわからんのですが、
工芸品の代表格であるようで、かなりの数の展示がありました。
このスケスケ穴だらけの容器は、ゆで卵入れでしょう。
これに上をカットした半熟卵を入れて、スプーンで食べます。
イギリスで雑誌掲載時のシャーロック・ホームズの挿絵にも確か出ていたはず。
まあ、卵が天敵の私には、一生縁が無い、
というか、そもそも縁が無い(涙)高級な食器でございます。
はい、再登場、イギリスのウェッジウッド社のジャスパーウェアです。
そもそもはギリシャの焼き物の復元を狙って造られたものなので、
こういった神話を題材にした作品が多いですね。
この青はホントにキレイで、私が自分のポンチ絵に絵を塗る時、
常にアタマの中にこの色があります。
こちらも同じく。
こんな立体的な製品があった、というのは初めて知りました。
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