4〜5世紀当時の銀食器の数々。
銀は毒に触れると黒く変色する、とされていたので、王族やら貴族の皆さん、
つまり誰かに暗殺される理由と覚えがある人たちは、銀食器を使いました。
この時代からすでにそういった考えがあったのかはわかりませんが、
まあ、とにかくデラックスだ、というのは確かでしょう。
これをピカピカにしておくのが奴隷のみなさん、
後には執事やメイドさんの、重要なお仕事だったわけです。
こっちは金のアクセサリー類。
…なんだか、こんなのばかり見てると、自分の日常が必要以上に
惨めに思えてしまうのは、考えすぎでしょうか…。
ローマ帝国がイギリスから撤退後、ブリテン島東部に出来た古代王国のものだとされる、
サットン フー（Satton Hoo）遺跡の墳墓から発掘された遺品の数々。
1939年から発掘が始まった遺跡がサットン・フーで、
7世紀ごろ存在した王国の墳墓群らしいです。
ここら辺のは、おそらく王の武具だろう、との事。
イギリスではかなり有名らしい、そこから出土したヘルメット。
ただし、滑らかな地肌の部分は、多分、こうだったんじゃないの？
という推定復元部で、実に全体の8割以上が推測に頼ってます…
とりあえず、眉毛がすごいですね。
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