■ヨーロッパの夜明け
アテネの黄金期、という展示室。
これはアテネの神殿からかっぱらって来た女性像との事。
で、詳細は不明(笑)。
ちなみに、この博物館は、アテネのパルテノン神殿の彫像の多くを
持ってたりしてますので、それも後ほど出てきます。
海の精霊、ネーレイス(Nereids)の神殿…とみせかけて、実はお墓らしいです。
先に紹介したトルコ南岸のリキュア(lycia)地方、そこにあった都市、
ザンサス(Xanthus)から発掘されたもので、
ギリシャ神殿風に造られた、土地の有力者の墓所だとか。
ちなみに紀元前360年ごろのもの。
この建物は、あきらかにギリシャ様式で、
私なんか言われなければ、ギリシャの遺物だと思ってしまいます。
地中海、エーゲ海沿岸では、ギリシャ文化がオシャレでカッコいい、
という感じにあこがれの対象となってたんでしょうかね。
しかしこんなデカイ墓所を丸ごと持ってきますか…。
これもたしかその辺りの出土品。
上のヘルメットが微妙にギリシャ式とは異なる感じですか。
あれその先で、最初のアッシリアの門の横に戻って来てしまいましたよ。
パルテノン神殿の展示って、途中から西に入って行かないとなのか。
わけわからんな…。
せっかくなので、最初の写真ではよく見えてなかった、
門の周辺にあったというレリーフの写真を載せておきます。
下は例の農業神、ニスロクですね。
はい、ようやく来ました。
エジプト、アッシリアに次いで、勝手にこの博物館の3番目の売り、
と決定させていただいた、アテネのパルテノン神殿のコーナーです。
広いでっせ、ここも。
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