■アメリカには北もある
いろんな南米文明の彫像たち。
やはり体育座りが基本みたいです。
ここで、小学生の集団が一生懸命何かを書いてましたが、
ひょっとして、有名なものなんでしょうか。
さて、ここからは北アメリカの展示になります。
当然、ヨーロッパから入植した連中ではなく、
インディアン、ネイティブアメリカンといった原住民の文化が対象です。
19世紀に使われていた道標(Post)。
ただし、これは海岸沿いに立っていたものだそうで、
漁に出た人たちの目印だったのではないか、とのこと。
良く見ると、上半分はフクロウの彫像になってます。
こちらは石製の動物型パイプ。
オハイオ州で発掘された紀元前200年〜西暦100年位の遺跡から出てきたものだとか。
さすがはタバコ文化発祥の地、というとこでしょうか。
結構オシャレで、ちょっと欲しいです。
いろんな意味でユニークな彫像…。
Kwakwaka'wakw
Eagle の像、という事ですが、
発音はクワクワカ ワクウとかになるんでしょうか。
なんでも富と力を象徴する鳥さんなんだそうな。
こんなのが、君に富と力を!とか言いながら、向こうから走ってきたら、
私なら全力ダッシュで逃げますけどね…。
ただしこれ、1910年ごろに収集されたものだ、との事で、
もしかしたら、既に民芸品として売られていたものかも知れません。
とりあえず北米関係の展示品は少なく、後はいくつかの民芸品があるのみでした。
これで“本館のグランドフロアのみ”という限定条件付きながら(笑)、
東側の棟の見学は終了です。
まあ、西側はこれの倍以上、あるんですが…。
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