■私とは異なる美的センスについて



西暦500年ごろのマヤ文明のレリーフ。
lintel、との事で、一瞬何のCPUだと思ったんですが、
良く見ればリンテルで、どうもドアの上部にある柱、といいった意味らしいです。
神殿などの入り口の上に置かれていた石碑って事でしょうかね。

ビッシリと書き込まれたのはマヤ文字で、
これが造られたころのマヤの王様の話が書かれてるそうな。




例の博物館オススメ100品の一つ、マヤ文明のレリーフで、
血の儀式を行う王だとのこと。

左が王様で、手に持ってるのは燃えてるタイマツ、
右が奥さんで、ロープを噛んでますが、良く見るとこのロープ、
トゲが付いており、これで血を採ったらしいです。
なんでそんな事をするのかはようわかりません(笑)。

どうも中南米系の文明は、こういった不気味さがありますね。

スペイン兵が狂ったように各地で殺戮を繰り返したのには、
こういった独特の文化に対する恐怖心があったのかも知れません。



先ほどと同じ、ミシュテカ文明のヘルメット。
これも木製で、例によってトルコ石のモザイクで装飾されてます。

ここに来るまで、ミシュテカ文明なんて全く知らなかったんですが、
結構面白いセンスを持ってますね、この人たち。




これもミシュテカ文明のもので、仮面(Mask)です。
これもトルコ石のモザイクとなってます。

…なんかガチャピンに似てるような…。



こっちはアズテック文明の双頭のサーペント。
これも例のオススメ100品の一つ。

双頭のサーペンとは、神様のシンボルの一つなのだとか。


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