さて、その先からはまたもアメリカ軍エリアに。
米軍の単座戦闘機型なんでF-15Cでしょう。
嘉手納から来た機体でしょうかね。
ちなみに、1990年代の最終的なアメリカ空軍への納入価格(Unit
cost)は1機約2990万ドルでした。
当時の為替レートの平均値、約125円で計算すると、1機約37億5000万円。
で、例の三菱重工さんがこれを日本で生産した結果、
F-15Jは1機あたり最終的には約90億円に(笑)。
当たり前ですが、両者に戦闘能力の差はありません。
事実上、全く同じようなものです。それでも価格が約2.5倍差。
同じ内容の商品で、ここまで価格差があるのは極めて珍しいと思います。
つーか、なんで2.5倍の方を買うんでしょう…。
金払うのは私ら国民なんですけども(笑)。
当時の関係者の皆さんは、それだけの価値があると思って
ライセンス生産に踏み切ったのでしょうが、
個人的には日本に三菱重工さえなければ、我々の税金は、
もう少し減っていたのではないかと、戦車やら戦闘機やらを見るたびに思います(笑)。
そんな戦闘機の影がくっきりと。
こんだけ輪郭がしっかり見える、という事はかなり強烈な日差しでございます。
その展示の向かい側には、アメリカが誇る巨大輸送機、C-5ギャラクシーが。
ネリス基地で一度見てますが、改めてデカイなあ、と思う。
ちなみにサブタイプは不明。
で、その先には最先端戦闘機、ステルスでおなじみF-22Aラプターさんが展示されてました。
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