■さあ食い倒れ横丁へ
とりあえず、値段が書かれていたドーナツっぽいパンを買ってみたんですが、
いわゆるモチモチ系のパンでした。
韓国にもあるんですね、こういったパン。
ちなみに値段は800ウォンで、約60円というところ。
さて、そこからしばらく歩くと、戻って参りました、新川の食い倒れ横丁。
ちなみに画面奥の左あたりにホテルがあります。
で、ここにもイケス。
こちらは飲食店街だけあって、さらに数も増えてます。
途中でゲームセンターがあるのを発見。
が、日本とは違ってプリクラもなければ通信ゲームもない、という感じでした。
ちょっと脱線。
1990年代に大流行したものに、ゲームセンターの対戦格闘ゲームがありました。
ストリートファイターIIから始まって、バーチャファイター2あたりが
ピークだったと思います。
で、当時を知ってる人はちょっと思い出して欲しいのですが、
この手のゲームは初代ストリートファイター以来の伝統で、
各キャラクターにはそれぞれ出身国籍が設定されており、
国ごとに、戦いのステージが用意されているものが多かったのです。
で、1994年あたりから、この手のゲームに
韓国人のキャラクターが多数登場し始めます。
当時ではSNK、ナムコ、といった辺りのメーカーのゲームで特に顕著でした。
なんで?と思った人はいるでしょうか(笑)。
理由はいくつかあるんですが、最大のものはマーケティングです。
当時、韓国ではアーケードゲーム、ゲームセンターのゲームが
急激に伸びており、その市場に食い込むために
設定されたのがそれらの韓国系キャラクターでした。
ちなみに、これまたさまざまな理由から
コンシュマー、家庭用のゲームはあまり韓国には進出してません。
現地メーカーにライセンス生産させたりはしてましたが、
(ちなみにその二大現地メーカーがヒュンダイとサムスンだったはず)
それほどの規模ではなかったように思います。
なので、当時としてはアーケードゲームの突出が
ちょっと異常な印象をもたれていました。
さらに余談ですが、バーチャファイター2辺りでは
かなり強いプレイヤーも多く、台湾やら韓国に行った連中から、
レベルはかなり高い、という話を聞いた事があります。
なので、今回、初めてソウルに入ることになり、
日本ではここ10年で壊滅してしまった、という感じのゲームセンター、
韓国ではどうだろう、と思っていたわけです。
結論から言えば、韓国でもほぼ壊滅してました(涙)。
まあ、香港でもそうでしたからねえ…。
さて、では食事をここで…と思って店を探し始めたのですが、
基本的には地元の人専用、という感じらしく、
メニューはことごとくハングルのみ。
たまに英語のメニューがある、と思ったら、バーなどの飲み屋で、
ちょっと食事には向いていない感じが。
この結果、さて、どうしうよう、とウロウロしまくる事に…。
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