■さらに世界に羽ばたいて
さて、ベトナムの展示がどうやら終了、
ここからはその後の韓国軍の世界展開の展示です。
国連活動にともない、世界中に派遣されてるのか、と思ったんですが、
今改めて見たら、北アメリカに行ってることになってますね(笑)。
…何しに行ったんでしょう。
そこに特に説明もなく置かれていたAK-56 7.62mm銃。
数字だけ見ると、あの有名なAK-47の発展型?と思ってしまいますが、
何のことは無い、これも中国製のコピー銃で、基本的にはAK-47と同じもの。
例のT-55戦車(ソ連)とT-59戦車(中華)と同じ関係です。
56式銃が中国での正式名らしく、英語ではType
56とも書かれることがあります。
さらに現在でもまだ生産が続いてるとされ、実は世界中でAK-47と思われてる銃の
ほとんどが、この中華製AK-56だという話も(笑)。
そりゃ中国とソ連、仲も悪くなるよなあ、という気が。
でもって、この銃がどういった経路で、この博物館に展示されてるのかは全く不明。
どっかでお土産に買って来たんでしょうかね…。
刃にエビの絵が描かれた、エビ型のイラク製の短剣(Dagger)。
これも一切説明がないので、何がなんだか…。
湾岸戦争に韓国は後方支援部隊を派遣してますから、その時のものでしょうか。
適当にお土産屋さんで買ってきたものにも見えますが(笑)。
その先からは、韓国軍の歴史として歴代兵器などの展示が。
これで何回目の登場だろう、というM-1カービン(上)と
M-1ガーランド ライフル。
ただし、上の銃はカービン銃としかしてないので、M-2カービンかも。
そういうや、前回指摘したバズーカの他にも、
M-1という名前、戦車にもあるわけですから、
あまりにも投げやりなネーミングな気がするのは私だけ?
つーか、アメリカ陸軍、なんでもかんでも名称にMの字が付くのはなんで?
ヘリコプターだけは違うから、Mud(泥)の略称でしょうか。
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