■国産の証はKマーク
7.62mm
M1917A1機関銃。
銃身のまわりに筒が付いてることからわかるように、水冷式の機関銃です。
その名の通り1917年デビューなんですが、
さきほど見た空冷のM1919機関銃と平行で使われたのだとか。
第二次大戦期でも太平洋戦線でかなり使用されたようですが、
どうも韓国が購入したという記録が見つかりません。
朝鮮戦争で使ったアメリカ軍が置いていったものでしょうかね。
ちなみに、右下にチラリとスーパーバズーカも見えております。
再び登場、M-16。
サブタイプの表記がないのですがA1ですかね。
これが採用された1963年は特撮映画、海底軍艦が公開された年ですが、
映画よりもはるかに近未来的なデザインの銃が
アメリカでは実用段階に入ってたわけです。
これも再登場M-60機関銃。
奴らを制圧するぜ、という説得力のあるスタイルの銃だと思います。
型番なしで単に火炎放射器、として展示されていたもの。
これも米軍からの支給品のようです。
さて、ここからが最新の韓国軍の装備、となります。
まずは5.56mm K-1サブマシンガン。
韓国の国産銃器だとか。
なぜか英語圏では突撃銃(Assault
rifle)に分類されることが多いのですが、
どうみてもサブマシンガンでしょう。
ここの展示でもそうなってましたし。
ただし使用する弾はM16と同じNATO規格の5.56mm×45弾なんですね。
私は戦争に行ったことも銃撃戦を戦った事もないのでわかりませんが、
通常、サブマシンガンは近距離で強力な弾を広範囲にばら撒いて
目標を無力化する銃器のはず。
基本は確率で相手を倒すもので、一定の空間に避けようがない量の
十分な殺傷力を持った銃弾を送り込む兵器なのです。
となると非力な5.56mmでは突入後の制圧、
という用途に向いてないように思うんですが、どうなんでしょうね。
小さい分、より多くの弾が詰め込めるとしても
むしろ秒間あたりの発射弾数が問題ですから、そんなに増えるもんなのか。
が、とりあえず輸出もされてるそうなんで、
それなりに優秀な銃なのかもしれません。
**追記**
サブマシンガンに5.56mm弾を使うのは面としての破壊力よりも、
高速、低接触面積による貫通力を狙ったものだ、という指摘をもらいました。
近年は防弾チョッキ(アーマー)を着た敵が増えたから、という事らしいです。
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