■いろんな国がやって来た



さて、ここから急に近代化します。
日本同様、朝鮮半島も19世紀後半から欧米諸国の訪問ラッシュとなり、
その関係の展示が出てくるわけです。

写真は19世紀のアメリカ製12ポンド野砲とのこと。
それ以外の説明がないので、後はよくわかりません…。



こちらは清が使っていた紅衣砲。

…紅衣砲ってのは、明代、それこそ秀吉プロデュースの軍隊の時代に
大陸で使われていた大砲の事だと思ったんですが、
まさか清の時代まで使ってたんでしょうか。

この砲身の太さに対して異状に小さい口径は確かに紅衣砲だと思いますが…。
とりあえず例によってまともな説明はなく、詳細は不明です。



こちらは日本が使った四斤山砲。
フランス製の軽量な砲で、幕末から日清戦争まで使われました。

ただし、現地の解説板だと弥助砲と書かれており、
これがホントなら日露戦争の陸軍の責任者、大山巌が若い頃に設計改良をした、
と言われる改良型の長四斤野砲という事になります。
が、私には見分けられないので、詳細不明と言うことに…。



さて、その先に朝鮮半島にやって来た世界の皆さんの展示が。
まずは当時の世界最強国家イギリスから。

…一応、19世紀のイギリスなんですから、右端の甲冑はいかがなものでしょう…。


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