■いろんな種類の軍用機
これも各地でおなじみ、カーチスのC-46輸送機。
日本だと所沢の航空公園に保存されてますね。
朝鮮戦争でアメリカ軍が使用していたものを引き継いで運用していたらしいのですが、
ベトナム戦争に韓国軍が参戦したとき、これで輸送した、としてあったので、
なんというか、無茶しますねえ…。
ちなみに、これもサブタイプの説明がなく、
私には外見から判断するだけの知識がないので、
詳細不明としておきます。
フェアチャイルド C-119フライング ボックスカー。
朝鮮戦争を代表するアメリカの輸送機ですが、これもサブタイプ不明。
アメリカ軍マークがついたままなので、韓国空軍で運用したわけではなく、
終戦後に記念にもらった、という感じでしょうか。
この機体は荷物の出し入れが楽になるように、胴体後部のドアが
観音開きで左右に開きます。
写真ではそのドアに取り付けられた搭乗用のドアが開いてますが、
この尻尾の部分がパカっと左右に割れて開くようになっているのです。
このため、胴体の左右にエンジンナセルと尾翼をつなぐ支柱を走らせて、
その先に尾翼を取り付ける、というちょっとユニークなスタイルになってます。
が、結局、このスタイルは以後、あまり流行らず、
胴体後部が上下に動く一枚板のドアになってるもの、
あるいは機首がガバっと上に跳ね上がるものなどが
現在の輸送機の基本的なスタイルとなっています。
これも世界中で使われてるベル社の対地攻撃ヘリコプター、AH-1J。
現地の解説板だとコブラと書かれてましたが、
サブタイプがJ
? コブラにJ
なんてあったっけ?
と思ってよく見れば特長的な丸みのある風防。
これ、海兵隊用にパワーアップされたコブラ、シーコブラでしょう。
ついでに、韓国はこのシーコブラをなぜか陸軍が8機運用、
さらに陸軍用の通常のコブラも50機以上保有してたそうで、
一体全体、どういった運用をやってたんでしょうね…。
セスナのT-41B。
なぜかこの地味な機体はサブタイプまでキチンと解説があり(笑)。
民間機小型機のベストセラー(40000機を越えてるらしい)
セスナ172の軍用バージョンですね。
韓国では練習機として採用したらしいですが、1972年から
36年間の運用で無事故だったそうな。
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