■万国旗



橋のたもとのバイク軍団。ああ、アジアだぜと思う。
ちなみに、これらのスクーターで日本製はほとんど無く、
あまり聞いたことがない現地メーカー製らしいものばかりでした。



なぜかはためく万国旗。
あ、ちゃんと日本の国旗も入れてもらってますね(笑)。

余談ですが、韓国人が日本がキライ、というのは理解できると思いますが、
彼らは意外にアメリカもキライだと言うことが多いです。

理由は単純で、例の軍事政権時代、これをアメリカが支援してたから。
腐敗と独裁でいつ崩壊してもおかしくない軍人政権が続いたのは
当然、軍の力があってこそですが、その軍の力はアメリカの支援によりました。

同じような南北分断国家でもベトナムの場合、アメリカが支援していた
南ベトナムの腐敗政権は北の共産党政権によって崩壊させられてます。
その過程がアメリカによるベトナム戦争、という事になるわけです。

このため、膨大な南ベトナムへの支援は、
アジアにいらん反米感情を強く残しただけに終わりました。
そして韓国では共産政権による統一こそ無かったものの、
こちらも狂った内政干渉に対する強い反米感情だけは残ることになったようです。

戦後のアメリカの大統領で、まともな外交感覚を持っていたのは
ほとんど皆無、という事実のツケがこんなとこに出てるという事になるでしょう。
同時にアメリカ国務省とCIAのスタッフが、アジアに関しては
いかにシロウト集団だったか、という話でもあります。

さらについでながら、北ベトナムの共産党が南ベトナムで歓迎されたのは、
共産主義うんぬんよりも、北側の指導者、ホー・チミンの
個人的な魅力による点が大きかったと見るべきでしょう。
この点、ちょっとおかしい(笑)金さんが共産党を率いてた朝鮮半島では
南側の人民が共産主義に走ったりはしなかったのです。

ついでに北朝鮮軍は、朝鮮戦争中に、お前らはアホか、というくらいに
南側の住民に残虐行為を働いた形跡があり(例によってタブーの壁で全体像はわからないが)、
そりゃ統一は無理だわ、という事になります。



さて、そんな市場ビルの中の一つに入ってみましょう。
ここはアクセサリー系の市場みたいです。



こちらはボタンのお店。
これでもか、まいったか、という感じにボタンが並びます。



その並びにあったオシャレな感じのお店。
看板にHotfix とありますが、コンピュータプログラム系のお店とは思えないので(笑)、
おそらくビーズを縫い付ける、いわゆるデコ系の装飾をやるお店でしょうか。


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