■混沌の海で食事して
そこから南山とソウルタワーが見えました。
この道路を渡ると、再び南大門市場エリアです。
そこで再び、頭の上に出前を載せてあるくお姉さんを目撃。
あ、これが普通なんだと驚くのと同時に、どのくらいのスピードで
歩けるのだろう、とちょっとついて行ってみる。
ほぼ普通に歩くのと変わらない速度でスタスタ歩いていってしまいました。
すげえぜ。
で、そのお姉さんの入っていった先が、例の屋根つき屋台街。
さっきより人が減ってるな、と思ったら、店のオバちゃんが、
空いてる席を指差しながら、熱心に呼び込みをやってます。
で、そんな中を歩いていると、いきなり腕を叩かれて、
さあ、この席に座りな、と指差される(笑)。
ぜひここで食事したい、とは思ってたものの、メニューがなく、
ちょっと無理だろうと、英語で断ると、オバサン、
ああ、大丈夫とうなずいて、天井の方を指で指す。
よく見ると、そこにカタカナ表記でメニューがあった。
とはいえ、私、韓国料理は全くわからないので、写真無しだと手がでない。
が、〜グクスという名前を一つ発見、さきほどの店でこれが
ソーメンの事だと理解していたので、それを注文、食事にありつくことに成功しました。
出てきたのがこれ。
確かカルグクスという名前でした。
で、このグクスはこれまでのソーメンとは違い、キシ麺のような麺で、
びっくりするほど美味しかったのでございます。
ちなみに、油揚げ、韓国にもあるんですね。
で、これが韓国の食事での最初のホームラン。
以後、翌日の朝食を除き、連戦連勝となって行くのです。
ここではニンニクの芽かなあ、というキムチに白菜のキムチ、
さらにはお赤飯まで付いてきて、しかも、どれこもこれも美味しかった。
ちなみに左端の碗は岩のりで、さらにこれをかけて食べる、という感じになります。
これで4500ウォン(約340円)てんだから、もう涙が止まりません。
これで器が金属製でなければ、なお良かったのに(涙)。
ソウルは、香港やバンコクに並ぶ、安くてうまい店が多い都市だと思います。
ちなみに、お赤飯は持ち帰りも可能らしく、となりの席のオバサマは
店の人に言っておにぎりにしてもらい、持ってかえってました。
さて、昼飯も食べたし、最後にざっと市場を歩いて、
次の目標である明洞に向かいましょうか。
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