■南大門市場編

で、ここがいわゆる南大門(ナムデムン)市場だ、と間もなく気が付きます。
当初はざっと見るだけにしとこう、と思ったんですが、
これが予想以上に凄くて、この日の前半戦はここでほぼ費やされる事に。

とりあえず、このソウルの西の繁華街、ソウル駅と南大門から東に広がる地域と、
今回の移動ルートを確認しておきましょう。



このマップの左右で約1.5km、歩いて20分弱の広さです。
一番北側を流れてるのがソウルの一直線野郎こと清渓川(チョンゲチョン)で、
この西側エリアでは繁華街の外に位置してますが、東の繁華街、東大門エリアは、
この川を中心に展開されています。

その下にある市庁駅が朝に降りた駅で、そこから南下して現在位置に至ります。
南大門市場に北側から入り込んだわけですね。
点線がこの日の移動ラインなんですが、実際は細かい道が多く、
もっと迷走していました(笑)。

ちなみに、その南大門市場の南側にあるのが、昨日、ソウルタワーに来る時
利用した会賢駅で、そこから南東に行くと、ロープウェー乗り場なわけです。

で、ソウル駅を無視して商業エリアだけを見るなら、
15分程度で歩いてしまえる距離なんですが、
南大門市場エリアは、壮絶な密度の商業ビルがいくつかあるため(笑)、
一通り見て歩くと、かなりの時間がかかります。

西側の繁華街で、もう一つ、中心になっているのが明洞(ミョンドン)地区。
ここは南大門地区と通りを一つ挟んだだけで隣接してるのですが、
道を渡ったとたん、がらりと街の雰囲気が変わります。

南大門がいわゆるアジアンなマーケットだとすると、
明洞は東京だと銀座と渋谷を足して2で割って10引いたような街、
大阪だとまさに心斎橋とアメリカ村周辺、という感じになります。

なので東京だとアメ横や築地の外市場から
道路を渡った隣に渋谷があるような、
大阪だと鶴橋の商店街のとなりに心斎橋があるような、そんな感じです。
最初はその落差に結構驚きます(笑)。

とりあえず、まずは南大門市場の探検からスタートです。

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