■南大門市場デビュー
さて、周囲を見回すとワクワクするような市場ぶりが見てとれます。
これは、ぜひゆっくり見てまわらなくては。
ついでながら、画面中央、やや左上にトイレのマークが
大きく出ていますが(笑)、これもソウルの街の特徴の一つで、
雑居ビルや地下街など、トイレのある場所にはこういった看板が大きく出てます。
これでお客さんが呼べるとも思えないので、親切心からでたものでしょうか。
この点は上海、マネしてないですね(笑)。
現在、11時前ってとこなんですが、あちこちでお店の準備をしてたりするので、
中華文化圏同様、この手の市場の朝は遅いようです。
と、目の前を頭に出前のお盆をのせた女性が横切る。
ええ、スゴイなおい、と思って見ていると、近くの建物入って行きます。
よく見れば、輸入品市場(Import
market)なる看板があり、
これは面白そうだと中に入ってみる。
…どう見ても輸入品市場には見えないなあ(笑)。
いや、しかしこれは上海の混沌商業ビルそのものじゃないか、と気が付く。
広大なフロアに、間口2m前後の細かい店がずらりと並びます。
右側と左側は別の店ですし、右側も画面手前と、
緑のイスから向こうは別の店です。
東京だとアメ横か秋葉原のガード下、大阪だと鶴橋あたりでしか
見られない光景ですが、ある意味、アジア標準な商業ビルですね。
建物に関してはこっちの方が明らかに年季が入ってますから、
上海よりソウルが先にこういった店舗密集形のビルを造ったんでしょう。
で、この後、上海とソウルはたまたま似てしまったのではなく、
明らかに上海、あるいは深圳市(シェンズェン)の商業ビルはソウルのコピーだ、
と確信する事態に次々に出会うのです。
フロアマップを見るとかなり広い。
うーん、とりあえず歩き回ってみるか。
でもって、よく見ると、このマップの右下の英文表示からは
Importの字が消えてます(笑)。
その前の名称の表記も上の写真の看板とは違うのですが、
これはどうも朝鮮(ハングル)語を英語つづりにする時の差で、
実際は同じもののような気がします。
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その混沌の市場を歩く動画。
店の密度、狭さ、そして市場そのものの広さを見てください。
■MOVIE
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Mpeg1動画です。
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