■ここまでは普通だった
さて、そこからソウル駅方面へと南下してゆくと、ちょっとした飲食店街が。
ここも夜がメインのようですが、一部の店は営業してました。
その中で、写真つきの自販機で食券が買える、という理想的な店を発見(笑)。
ここで朝食としましょう。
あのノレンといい、どうも全体的に日本料理屋みたいな店の造りですが、
(香港だとノレンがあると大抵、日本料理系の店)
普通に韓国系の麺類屋さんでした。
さて、ついに登場、ソウルのワナ(笑)。
写真で判るようにこれ、金属製のドンブリでして、最初さわった時に
かなり熱くてビックリしました。
今時、刑務所でも金属の食器なんて使ってないんじゃないか、と思いましたが、
これがソウルでは標準らしく、日本や中国のように陶器やプラスチックの容器より、
この金属製の容器が圧倒的に多かったです。
よって、この後も何度もヤケドしかける事に(涙)…
で、ソウルの人は慣れてしまったのか熱いのは平気なようで(笑)、
翌日入った店では店員さんがご飯の入った金属容器を手渡しでくれました。
が、何気なく受け取った瞬間、あまりの熱さに思わず放り出しそうに。
ご飯はお茶碗で…というのは日本と中国だけなんですかね…。
で、これも昨日食べた細いうどん系の麺。
これは韓国オリジナルの麺類だと思ってたんですが、メニューには
漢字で素麺と書いてあるのを発見。
え?これソーメンなんですか(笑)。
こちらでは普通にある食材らしいですが、これが日本由来なのか、
似たようなもんだからと、素麺と書いてしまったのかは不明。
メニューを見ると、一つだけ冷たい麺もありましたが、
基本的にはたれの中に入って出てくるようです。
上にかかってるのは岩のりで、これで3000ウォン(約230円)ですから、
なかなかいい感じでございます。
でもって、ここもキムチは取り放題で、
私もこの素麺に入れて食べたら、結構いけました。
さて、さらに南下してゆくと、なんだか賑やかな通りが向こう側に見える。
実はこれが地獄の南大門市場入り口だったのですが(笑)、この段階では
単なる商店街だろう、ソウル駅に行く前にのぞいて見るか、位に考えておりました。
そこから東側に見えた巨大な“箱”。
なんだありゃ、と思ってよく見ると、なんだか浅草の雷門のような写真が貼られてます。
実は、これが例の放火で燃えてしまった南大門(崇礼門)でして、
今年度末あたりの完成を目指し、現在復元中なのでした。
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