■100万ウォン(税込み)の夜景



まずは南西側、ソウル郊外、あるいは新都心ともいえる漢江の方向。
おそらく画面左端あたりに、今回のホテルがあります。

余談ながら画面右側、南山の西の麓に、例の日本のマヌケ統治政策の一環として
建てられた朝鮮神宮がありました。

これは韓国にとっては植民地化を象徴する存在でしたから、
てっきり終戦直後に破壊されたのだと思ってましたが、
実は朝鮮戦争終了段階まで生き残っており、例の米兵のカラー写真が残ってます。
なので韓国の人々が占領時代の建築物の打ちこわしを始めるのは意外に遅く、
どうも1960年代に入ってからのような感じですね。

さらに余談ながら、実は拝殿に至る通称1000段階段の一部は今も現存しており、
現地でもらったガイド冊子とかにも、観光名所の大階段として
歴史的な説明はなしで紹介されてます。
知ってて無視してるのか、知らずにそうなっちゃったのかは判りませんが…。



今度は南東側。
こうして見ると、ソウルはやはり高層建築が少ないですね。



で、北側。
少し切れてますが、画面の左端が南大門周辺、画面右端が東大門周辺となります。
すなわちこれがソウルの中心部なんですが、やはりやや寂しい印象が。



そのソウル中心部、北側を見る場所には座って外を眺められるようになってるのですが、
なぜか疲れ果てて座り込んでる人ばかりを見かけました。



かなり暗くなって来ました。
それなりに都会の夜景ぽいですが、やはりどうも少し寂しいです(笑)。

ソウル、夜景を見るにはあまり向いてませんね。
タワーそのものはそれなりに面白いので、
天気の良い昼間に来た方が正解だったかもしれません。


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