■レツゴー市内
でもって、ここが空港駅。
よく見ると反対側、レールのないホームがありますが、
これは造ってからいらなくなっちゃったのか、何かまだ壮大な野望があるのか。
ちなみに、この空港駅もロンドンのヒースロー空港などと同じく終点ではないので、
必ずソウル駅&金浦(キンポ)空港方面行きホームの列車に乗るよう注意が要ります。
車内はかなり幅が広い。
私が今まで乗ってきた列車の中では一番広い印象でした。
で、日本に一番近い国なので、もしかして未だに日本以外で見たこと無い
車内吊り広告とかあるかな、と思ったんですが、
ご覧のように極めてすっきりした車内なのでした。
途中で高速道路と平行して走るのですが、やたら車線があったり、
アメリカ型の屋外広告があったりで、ここら辺りはアメリカンな印象。
と、途中でなんだか砂漠のような光景が車窓に広がる。
なんじゃこりゃ、と思ってよく見てみると、これ干潟ですね。
仁川周辺は潮の干満の差が極めて大きなエリアで、
例の仁川上陸作戦でもそれが問題にされてました。
が、ここまですごいとは思ってなかったんで、いやはや見事です。
km単位の向こうまで干潟が広がっています。
かつては東京湾の千葉側にもこういった光景が広がっていたのですが、
戦後、何の必要があってか、一つ残らず全て埋め立ててしまいました。
韓国の干潟はぜひ、このまま残って欲しいものです。
ただ窓から見える景色はどこか日本の田園風景にも似ていて、
ごめん、ここ実は福岡だったとか言われても、いやそうじゃないかと思ってました、
といった印象があります。
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