■ラッセル人生



その先にはラッセル車。
産まれてからこの方、ずっと首都圏に張り付いてる人間としては、
珍しいなあ、という印象の車両です。

なので良く知らないため、後ろのディーゼル機関車こみで
一つの車両だと思わず、こういった中途半端な写真となりました…。



正面から見るとロブスターみたいな印象。

この車両はDD53の1号機で北海道用に造られたものだとか。
ちなみに、全部で3両しか生産されてないそうなんで、
そうなるとやっぱりラッセル車って珍しいのか?

ただしこれ、あまりに強力な除雪能力を持たせたところ
線路の雪を凄まじい勢いて弾き飛ばしすぎ、
周囲の家屋に損害が出たりしてしまったそうで(涙)、
このため、最終的には人家もまれな山間部のみで使われたそうな…。



で、こっちが動力部のディーゼル機関車。
1100馬力のエンジンを2基搭載してるそうです。
いやん、パワフル。
ちなみにラッセル部とこの機関車部を合わせると自重は111t。
鉄道車両って重いのね。



あんまり見慣れない車両だなあ、と思ったんですが、
線路工事の操重車、なる種類の車両だそうな。

35トンまで持ち上げられるクレーンを搭載、橋梁の架け替えなどに
活躍したんだとか。

ちなみにこれ、ディーゼルエンジン搭載で自走し、
その自重は実に154.7tという化け物車両でもあります。

こんなのが走って耐えられるんだから、鉄橋とか高架線とかの
耐久性ってたいしたもんですね。



DD51ディーゼル機関車の1号車。

1962年にデビュー以降、長らく国鉄とJRの主要機関車として活躍した
機関車らしいですが、この1号車は後の量産型と形状が少し異なるのだそうな。

ちなみにこれは自重84tで、機関車としてはかなり軽量です。


NEXT