■トロッコ列車が呼ぶよ



さて、ここで例のトロッコ列車の出発時間が来ましたので、
その乗車駅に向います。

だいたい1時間に1本くらいのペースで運行されているようです。
ただし8月以外は土曜と日、祝日のみの運転らしいのでご注意あれ。



列車はこんな感じ。
先頭車両が窓ガラスなしのオープントロッコ車両、
2両目がエアコン完備のガラス窓あり車両です。

自由席なのでどっちでも座れますが、どうも時間指定の乗車券なのに、
定員ギリギリの枚数を売ってしまってるようで(笑)、
立ち見(?)が出るほどの乗車率となってました。



当然、先頭車両でしょう(笑)。
後から来たので一番前には立てませんでしたが、
前は子供ばかりなので、眺めは問題なし。



出発しました。
かつての信越線の下り線のみ、線路が残されており、約1.6km先の
丸山変電所跡の駅まで向います。

ちなみに、廃線になった段階では碓氷峠に途中駅は無く、
(かつては熊野平にあった)
この駅は観光列車用に後から作られたものです。

で、右側に見えるのが上り線のあった線路部。
こちらは遊歩道として整備されて居り、
かつての途中駅、熊野平まで歩くことができるそうな。
ただし、そのまま歩いて軽井沢に出る事はできないようです。




実はこの列車の路線は
ひたすら直線部分だけで終わってしまうので、
それほど乗っていて面白くはないです(笑)。
ただし、夏場はなかなか気分がいいですね。

写真のカラフルなバーは、手前のコンクリートのオモリが
夏場などの線路の伸縮によって上下し、安全な状態かどうか、
確認できるようになってるものだとか。

100トン超えの機関車×2で運用される碓氷峠は
線路の痛みも早かったんでしょうか。


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