■高原の変電所で



ゆっくり走っても10分もかからずに変電所跡の駅に着いてしまいます。

右に見えてるレンガの建物が変電所跡で、
その横に短いホームが見えてますね。



はい、到着。
ここで10分ほど停車して、鉄道文化むらに戻ります。

ちなみにこの列車、前方から見ると、
どうもサンフランシスコのケーブルカーをモデルにしたような…。
なんで(笑)?



ちなみに帰りはこっちが先頭になるわけで。




さて、せっかくだから丸山変電所跡も見ておきましょう。

碓氷峠はアプト式の電気機関車を走らせるため、かなり早くから電化されており、
明治45年の段階で、早くもその工事が終わったようです。

実は碓氷峠といっても鉄道ルートは1963年まで使われた旧線と
1998年に廃止されるまで使われていた新線に途中から分かれます。
この変電所は旧線用のもので、例のEF-63がデビューした新線開通の
1963年にはその役目を終えてしまい、以後、放ったらかしにされたようです。

私も子供の頃、廃墟のようになったこの建物の横を列車で通った記憶があります。
市街地でもないので崩壊の危険性も気にされなかったようで、
その後も無事生き残り、1994年には国の重要文化財に指定される事になったのだとか。



気分がいいなあ、と適当にウロウロしてると、
車掌さんがそろそろ出発しますよ、と呼ぶ声が。
では、戻るとしましょうか。


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