間もなくデイお嬢が退室。お疲れさまと撫でる飼い主の気遣いを迷惑そうな表情で受けるお嬢。

「あらあら、この飼い主は…ホントに…余計な気配りが多いですわ…ね」



「あらあら、悪い感じではなかったでしょう」

おっしゃる通りでございます、お嬢。



翌日もトクさんの小屋の入り口を開けて置くと、さっさとお嬢が中に入ってお互いにキュルキュルと鳴き合う。

 

でもって仲良く毛づくろい。これは大丈夫と確信したので、同居開始を決断する飼い主。



そのままデイお嬢のカゴにトクさんに入ってもらう。しばらく小屋中を嗅ぎまわるトクさんと、新しい住人が入って来ても特に気にしないデイお嬢。


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