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我が家に来てから一週間、トクさんを初めて外に散歩に出す。
来たばかりで不安な上に自分のカゴに慣れる前だと、外に出したら最後、絶対に戻らないというのをデイお嬢とグウ母ちゃんで経験済みなので、ここら辺りは慎重に。とりあえず興味津々で歩き回るトクさん。
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トクさんも時々立ち止まって飼い主を観察するタイプでした。デイお嬢と同じですね。
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時々、カゴに戻るので、その瞬間を逃がさずオヤツを与える。逆に外に出てる間はオヤツは無し。こうすると“カゴに戻れば美味しいものがもらえる!”とすぐに学習するので、放っておいても自分で戻るようになります。そうなったら外でオヤツを上げても大丈夫。
ついでに我が家のデグー5匹は全員、当初は熱心に散歩してなかなか家に帰らなかったりしましたが、その内飽きてしまい、さっさと自分でカゴに帰ってオヤツ頂戴、と甘えるようになりました。現状、この辺りはホントに手が掛かりませぬ。
ちなみにオヤツの力は偉大で、デグーの嫌がる抱っこでも、抱えた瞬間にヒマ種を与える、というのを繰り返してるうちに慣れてしまいます(数カ月かかるけど)。デグーは中途半端に知恵のある動物なので、叱ったり、嫌がるのを無理に慣れさせようとすると逆効果で、あいつはヤなヤツ、と覚えられてしまいますから要注意。ガマンすれば嬉しいことがある、という条件付けの方がはるかに効果的なのです。褒められて伸びるタイプなのがデグーですな。
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その後、10日目あたりから他のデグーのカゴがある状態で散歩とする。
デイお嬢のカゴに興味津々のトクさん。じつはグウ母ちゃん一家のカゴにも近寄ったのですが、例によってブチが大興奮でこれを威嚇、トクさんも売られたケンカは買うタイプだったので、金網越しに大騒ぎになってしまい、あわててカゴをどけたのでした。
デイお嬢はフレンドリーなので大丈夫だろう、と思って見ていると…
さっそくお出迎え。トクさんも基本はフレンドリーな子なので、相手がケンカ腰でなければ特に興奮しません。
例によってデイお嬢は甘えた声を出すのですが、トクさんはどこか戸惑ってますね。おそらく生後2か月くらいで兄弟姉妹から引き離され、一人でやってきたはずで、それ以外のデグーを見るのは初めてなんでしょう。
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