■孤立する飼い主
四十代のおっさんの手としてはもはや不気味、と知人の女性の方から
理不尽な批判を受けた筆者の手と新入り。
実は新入りは、微妙に人がいい、というか、イヤだと言えない性格のため、
撫でまわしても逃げないで固まってしまう事に間もなく気が付きました。
この点、先住が全く撫でさせてくれないデグーだったので、
飼い主は大喜びで、スキがあれば新入りを撫でまくることに。
が、顔を見ればわかるように、撫でられるのはやはり好きではなく、明らかに固まってるだけです。
でもいいもんね、オレはモフモフしたいんだもんね、とやっていたら…
新入り、先住(手前)の後ろに逃げ込んでしまいました。
それを受けて飼い主にあきれた視線を向ける先住デグー。
…あれ、なんかこれ、私がスゴイ悪人みたいなんですけど。
なんかアウェー感が半端ないんですけど。
これも一つの愛の形なのだ、いつか君たちにもわかる日が来るよ、
との捨て台詞を残して飼い主、退散する。
ちなみに完全に環境になれた現在は、2秒以上触ってると速攻で逃げるか、
噛んで反撃してくるようになってしまいました…
両者、打ち解けてくると一緒に回し車を回し始める。
これがデグーの親愛表現の一つなんでしょうか。
が、毎日暇さえあれば回し車を回してる先住と、どっちかといえば働いたら負けと考えてる新入りでは、
体力差が激し過ぎて、すぐにこうなってしまいます(笑)。
右で先走ってるのが先住、左でついて行けなくなってるのが新入り。
ちなみに、今ではだいぶ揃って走れるようになりましたが、これは新入りの体力が上がったのではなく、
先住が手加減して走ってるからで、そんな気配りできるんだと驚いております。
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