お母さまはまだ子供を気にする時期なので、こちらもオヤツで意識をそらす。ただし本来なら、床に置いてこれに夢中になってるスキに子供たちの体重測定をやってしまいたいのですが、まだ甘えん坊期だったお母さまは、手から食べる事を要求、結果的にこの間、何もできなくなる。まあ、カワイイからいいんですけどね。



待機中の赤ちゃん。この子は比較的おとなしく、測定は楽でした。
「たいじゅうって、おいしいものでしゅか」



とりあえず大柄の子から測って行く。この子が最も大きく、おそらく前回17gだった子。5g、約29%の体重増加。それなりの成長カーブですが、グウ母ちゃん一家の時のデータが無いので、相場がわかりませぬ。

ただしグウ母ちゃん一家の時の最重量級、ブチは13日目で38gあったので、約58%、6割以下の重さしかない事になります。ブチは後に平均体重250gを超えるマンモスデグーになってしまうので特殊例でしょうが、それでも小さいな、と思う。まあ結果的には無事健康に育ったのですが、こんなに個体差があるのか、というのが今回の子育ての驚きでした。一度だけの経験では迂闊な事言えんなあ、と思う。



二番目に大きい子。この子も前回は17gあったはずなので、3g、17.6%のみの成長です。あれ、なんで成長が少し遅いの?食事を始めたのでその差が出てる?
この辺り、個体識別ができれば、小柄な子に集中的にオヤツを上げるのですが、2gの差では見てもわからず、後は本人に頑張ってたくさん食べてもらうしかありませぬ。



この子は全員の中では平均多重の子。おそらく前回16gだった子で、3g、18.8%の成長


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