2017年8月に来団となった直後のデイお嬢(階級は当時のもの)。当時はまだハムスターのシロが元気で、それに比べるとかなり大きくてビックリした記憶が。この時、一歳三カ月。デグーは十カ月ほとどでほぼ成獣になるので、完全に大人になってからの来団でした。子供の段階からの飼育では無いので、馴れるかなと当初は心配したのを覚えています。
全く物怖じしない子で、来た直後から人の方に寄って来る。おそらく手渡しでオヤツを上げていたのだと思われ、以前の飼い主さんの所でも可愛がられていたのだろうな、と思う。知人に紹介された方から引き取ったのですが、子供が産まれてしまい。世話をしきれないから、との事でした。その子のおかげでデイお嬢は我が家に来てくれだのだ、とも言えます。ありがとうね。
とにかく怖がらない、人に慣れてる子でした。
ただし懐いてるとはちょっと違い、抱っこも撫でられるのも大嫌いで、カゴに戻すのはオヤツで釣って自分で入ってもらうしかない状態でした。後に飼い主との間に三秒ルール条約が成立、カゴに居れるまでの三秒以内なら抱っこ可、となりました。ただしそれを超えると凄まじく暴れます。基本的にデグーは触られるのを嫌うげっ歯目なんですが、デイお嬢は中でも徹底的に嫌がる子だったのです。
来団三日目辺りの撮影ですが、既に手を出せばヒョイと乗って来ました。毛並みがキレイな子で、さらに顔が細く引き締まっていて美人だなあ、と思う。この毛並みの美しさ、頬が横に張って無い細顔はお嬢だけの特徴で、子供たちですら誰もこの特徴を引き継ぎませんでした。本当にキレイな子でした。
そして頭が良くて好奇心が強い。好奇心の強さは息子の金曜が引き継ぎましたが、その知能の高さは未だにこれに匹敵する子が居ません。冷蔵庫からオヤツが出て来るのを知っており、散歩に出すと真っ先にその前に向かって飼い主の方を振り向く、鍵を掛けなければ外からカゴの戸を開けて自分で中に入ってしまう、などは未だに他に出来る子がいません。
写真は当時一緒に飼育していたハムスターのシロの運動場を視察するデイお嬢さま。この時、シロが隠してあったハムスター用のペレットフードを見つけ出すと一目散に部屋の隅に持ち帰って食べ始めたので驚きました(デグーは基本的に開放空間を嫌う。正面以外を壁で隠せる部屋の四隅はデグーに人気が高い)。
最初は取り上げたんですが、以後も不法侵入してはこれを盗む。そこまでするならと一度全部食べさせて観察し、特に体調を崩すとかも無さそうなので以後、一日置きに固形の巨大ハムスターフードを与えるようになりました。デグーは草食ではなく、他に無いから草も食べてる雑食に近い生き物だと気がついたのがこの時。それまでもデグー用ペレットとヒマ種は与えていたのですが、以後は大豆、ピーナッツ、クルミ(ただし月に一、二度)、そして週一でレーズンを与えるようにしました。ちなみに以前も書いたようにペレット系のエサは必須で、これを上げないと塩分が取れません。
ついでに以後我が家で暮らす事になったデグー全員がこのニッパイのハムスターフ―ド、ハードタイプは大好物です。体調が悪くて食欲が無い時でもこれは食べてくれます。一時、製造中止になってしまい、過去の在庫を買い漁るハメになったのですが、2024年5月現在、復活しています。以前の倍近い価格になってますが(厳密には価格は一緒で内容量が半分になった)…
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