さて、再び外観を見てゆきましょう。
まずは前面を横から。上の方に開いてる楕円の穴は、
機関銃のガス抜きのためのもの。
胴体の前縁部には、外板を取り付けるためと思われる
金具があるのもわかります。
真正面アップ。
手前に飛び出した部分は左右の車輪収納部です。
上のオイルタンクは、金属製のベルトのようなもので胴体に固定されてます。
エンジンとプロペラの操作ワイア、燃料用のチューブなどを機体前部と繫げるはずだけど、
正直、どうやったのか、さっぱりわかりません…と思いきや、
実は車輪収容部のカバーの上にある、棒状のものが、
エンジン部にゆくチューブ類をまとめて設置した一種の接続ターミナルとなっているのでした。
操作用のケーブルは結局、どうなってるのか、よく判りませんでしたが(笑)。
エンジン関係の接続関係を一箇所にまとめた接続ターミナル部。
ほとんどのチューブ類は、ここに繫ぐようになってたみたいです。
ちなみに潤滑油だけは、上のタンクから直接チューブが出てるので、
このターミナル部に接続口はありませぬ。
さて、例の車輪収容部のカバーによく見ると、
いくつかの小さな札が貼ってあるの、わかるでしょうか。
これが各チューブの接続口の説明でして、どれが何か判ってしまうのです。
とりあえず、その札によれば、左から注射、燃料、真空の接続口。
中央、チューブで隠れてるとこにも一つ接続口があり、これは燃料(吸入)とのこと。
で、右側も一つチューブで隠れてしまってますが2つの接続口があり、
左から高●油(一文字、旧字の上潰れていて読めず。“圧”か?)そしてブースト、とのこと。
…説明されても、注射とか真空とかは、なんのこっちゃ、という感じですね、はい…。
**追記**
注射はPrimeの事でエンジン始動時に混合気濃度を上げるため、
吸気口付近にガソリンを噴射する仕組み、
真空はSuctionで、エンジンの吸引ポンプ(Suction-Pump)による空気流の事だ、
との指摘を掲示板でいただきました。
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