機首下面を撮影したんですが、さすがにこの明るさではLX-2ではまともに撮影できませんでした。
なんでフラッシュ使ってないんだ、と今更自分に腹が立ちまする…。

注目はプロペラで、これだけピカピカなんですが、良く見ると右端に例のカバーが付いてます。
そう、これも木製プロペラです。
ただし、あまりに綺麗なので、戦後の複製品の可能性も高いですが…。

撮影してから今回の記事を書くまで約6年間、自分が見てきたのは金属ペラだと思い込んでました。
こうやって記事にまとめ直して初めて気がつく、という事も意外に多いのです。
ある意味、そのために航空機愛好機関の記事を書いてるとも言えます。

どうもこうやって見ると、4枚プロペラになった後のスピットは、
かなりの数が木製プロペラだった可能性がありますね、これ。



機首下面。
例の防塵フィルター付きの空気取り入れ口の形状がよくわかります。

主翼の後端部、例の胴体と複雑な形状で繋がる部分も注目。
こうして見ると、バットマンカーのような有機的な造形になってます。

ついでながらこの機体、
微妙に主脚のオレオ(緩衝部)の油圧がヘタって少し沈んでるように見えますね。



機首部のアップ。
前にせり出してる機首下のオイルタンク部がよく判ります。

排気管の下に見える注意書きのある丸いフタは例のエンジン始動用電池車をつなぐコンセント部。
ちょっと読みにくいですが、スピットの定格電圧12Vの文字も見えてます。

NEXT